茶話空間フルーヴ

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《ご挨拶とお知らせ》

眼差しから眼差しへ 心から心へ ほっとするひとときを届けたい 笑顔を守りたい
フルーヴの願いと約束です

   
   こんにちは 茶話空間 フルーヴです

あいたいして あるいは 肩をならべて 
喜怒哀楽まじえながら語り合う時間が
こんなにも ひとを和ませ微笑ませ力づけるのか と
気づいて感動したのは 約12年前。
啓発セミナー会社でのボランティアをしているときでした。

カウンセラー、ひとの話を聴くプロ、
そんな仕事があることさえ知らなかった頃のことです。

ボランティアで得た数え切れないお出会いの中で
教えられ育てていただいて、
理論を学ぶ中でさらに育てていただいて
やっとこの道にたどり着きました。

すべてのできごとに、お出会いに
感謝してまっすぐに まっとうしてまいります。

  
      
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New!【 恋歌 万葉集より 】

逢はむ日を その日と知らず 常闇に いづれの日まで 吾恋ひ居らむ


あわむひを そのひとしらず とこやみに いづれのひまで あれこいおらむ


                            中臣朝臣宅守
                            万葉集巻15巻3742番


もう一度あなたに逢えるのは、いつの日なのか・・・。
永遠に続く闇のような想いの中で
僕はいったいいつまで貴方を想い、恋い焦がれていくのだろうか・・・。


                            口語訳:ひでこ




命あらば 逢ふこともあらむ わが故に はだな思ひそ 命だに経ば


いのちあらば あうこともあらん わがゆえに はだなおもいそ いのちだにへば


                            狹野弟上娘子
                            万葉集巻15巻3745番

いのちさえあれば、きっとまた逢えますとも。
だからお願いです、あなた。
わたしのために そんなに想い悩まないで・・・。苦しまないで・・・。
そう・・。生きてさえいれば、いつかかならず・・・。あなた・・・。


                            口語訳:ひでこ

【 愛ひとすじに 万葉集より 】

畏みと 告らずありしを み越路の 手向けにたちて 妹が名告りつ

読み)
かしこみと のらずありしを みこしじの たむけにたちて いもがなのりつ

                           中臣朝臣宅守
                           万葉集第15巻3730番
                                        
                              
僕は罪人だから、
そんな僕があなたことを口にしちゃいけないって思ってたから 
ずっと黙っていたんだよ。呼ぶのをこらえていたんだよ・・。
でも、いよいよ越中への峠に来て、大和ともお別れだと思ったら
もうあなたにほんとに逢えないんだって思ったら、
もう・・もう・・・ 我慢しきれなくなって・・・・。
・・・あなたの名前を・・・あなたのことを・・呼んでしまってたんだ・・・。

                           口語訳:ひでこ



中臣朝臣宅守(なかとみのあそみやかもり)

宮中祭祀を司る中臣氏の出身。父は中臣東人(あずまびと)。
ゆえに長屋王の変において、密告の主、とされる人物の子となります。

神祇官(じんぎかん)の下僚(かりょう)の任についていました。

弟上娘子ともども ひっそりと宮廷内で働く身の上。
運命の糸にたぐりよせられて ふたりは出逢い、
激しい恋におちます。

前日も書いたように、彼女は「天皇のもの」。
お許しをいただかなければ妻にはできませぬ。

で、天皇の逆鱗にふれ、遠く越中に流されてしまいます。

幸いにも彼女はまだ天皇の「お手つき」ではなかったため
都にとどまることを許された、と あり

遠距離恋愛の最中での歌のやり取りが15巻目に収められているのです。

越中から彼が帰還を許されたのは 
2年後の恭仁京遷都の大赦のとき、とする説と
20年後とする説がありまして

帰還後、謀反に加担して 中臣を除名されたとあります。

残念ながら 歌のやりとりからだけでは
その後のふたりのようすは読み取れません。

歴史の闇に消えています。

そもそも、
女官と契りを交わしたから流罪、という説に 無理がありまする。

当時は 男性が女性の家をたずねていく通い婚のスタイル。
まあ、一夫一婦制が始まっていた時期でもあるけど
そう厳格に守られてたわけではなく
重婚っぽいことは それまでどおり
おおらかに 一般的に おこなわれていたわけだし
地方豪族の子女でもない、もちろん采女にもあたらない
下級中の下級である女官を妻に望んで許可をもらおうとして
天皇がそれにムキになって反対するなど ありえない。

第一、資料には 「娶った」 と ありまする。

つまりは、お許しがいただけていたのです。はい(・・)

じゃあ・・なぜ??

とあいなりまする〜〜〜。

陰謀説が浮上してきます〜〜〜〜

お父さんが かの「長屋王の変」の首謀サイド(藤原方)のひとり。
長屋王(高市皇子の子息)が謀反を企んでいると密告したひと。
そのことで 王とその一族を死に追いやりました。

変のあと、お父さんは長屋王側のひとりに
「いいがかり」で殺されています。
(犯人は無罪とされています)

宅守が越中に流されたのは そのあとしばらくしてからだと思います。

変の真相を握る一族を野放しにしておくことに恐怖を感じるのは
ひととして 無理のないことかな と思うのです。

で、「長屋王暗殺の計画を喋られたら困るから」とは
もちろん言えないし・・・。ちょうど良いタイミングで
蔵部の女儒と恋仲になってくれたから そのせいにしよう!
と なったのではないか・・と。

2年だろうが20年だろうが とにかくやっと都に帰ってきたのに
わざわざまた政権に対しクーデターを起こす側についてしまったことも
うなずける出来事なのです。

ほんとに「女」が原因ならば、許されて帰ってきてからは
静かにその女性と生きる道を選ぶのではないか
と思うのです。

だから陰謀じゃないかって思うの(・・)
お父さんがしでかしたことが息子に災いしたのじゃないか、って。

で、生木を裂くように なんの罪もないふたりが 引き離された。

血で血を洗う政権抗争の只中で 純粋無垢な想いが散らされたのですね。

むなしいはなしじゃわ(’’)

ところで 
15巻に残されているふたりの歌・63首すべてが宅守の作なのではないか
なんて説があるようです(・−・)

う〜〜〜〜〜む(;−−;)

こういうことになってくると がぜん 大学に通いたくなるのよね〜〜〜

講義受けたくなる〜〜〜〜〜

ということで 

宅守さんの歌はもうあと少し 厳選して また明日に。(^^)

情熱的で 素直で 実直な歌ばかりです。
ほんとに朴訥としてて ・・ いいですよ〜〜

もちろん ふたりの相聞 としても アップしま〜〜す

【 あなただけを・・。 万葉集より 】

愛しい人が・・・行ってしまう・・・・

 流刑の地へいくあなたへ   


あしひきの 山路越えむとする君を 心に持ちて 安けくもなし
あしひきの やまじこえんとするきみを こころにもちて やすけくもなし
 

君が行く 道のながてを繰り畳ね 焼きほろぼさむ 天の火もがも
きみがいく みちのながてをくりたたね やきほろぼさん あめのひもがも
 

我が背子し けだし罷らば白妙の 袖を振らさね 見つつ偲はむ
あがせこし けだしまからばしろたえの そでをふらさね みつつしのわん
 

このころは 恋ひつつもあらむ玉櫛笥 明けてをちより すべなかるべし
このころは こいつつあらんたまくしげ あけて おちより すべなかるべし


                      狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)
                      万葉集第15巻3723番〜3726番
 


険しい山道を行くあなたのことを想うと、心配で心配でたまりません。 

あなたが行くその道、
遠く長い道のりが 小さく燃え縮んで灰になってしまうような
強い火が空から降ってくればいいんだわ。 

ねえ、あなた。。ほんとにもしも行ってしまうなら、せめて私に袖を振ってくださいな。
それを目に焼き付けて、胸に刻んでお慕い続けます。いつまでも。
 
今夜はまだお顔を見ていられるからいいの。。
こうやってそばにいられるから 寂しくないもの。
だけど夜が明けたらあなたは行ってしまう・・。わたしは・・・どうしたらいいの・・・

                        口語訳:ひでこ




狭野弟上娘子(さののおとがみのおとめ)=狹野茅上娘子

蔵部(くらべ)の女嬬(にょじゅ・女官のこと)。
歌に詠んでいる彼は 中臣朝臣宅守(なかとみのあそみやかもり)。

弟上娘子は天皇直属の部署で働くひとだったのですが
地方豪族の子女が務める采女(うねめ)ではなく
それよりも下の、下働き中心の下級女官でした。

しかし、天皇直属の部署ということは
いつどういうタイミングで天皇のお気に入りになるやもしれず
またそういうことが「大前提」のところ。

そういうところで 彼女は働いていたのです。

・・ 要するに 天皇さんのもん、なわけで(・・)

チャングムの誓い、を見てたひとは
このへんの事情、よくわかるんじゃないかな(^^)

日本も韓国も中国も・・・どこもかしこも 
とにかく 王家のすることは よう似てまするな(^。^)

ちなみに采女とは、地方豪族が天皇家に差し出す
容姿端麗な子女のこと。天皇家の世話役として仕えます。
天皇家への服属の証し、人質の意味合いが強かったようです。
天皇の子を生む采女も多かったのですが
跡継ぎとなるには母親の身分も重視された時代でしたので
その子達は低い身分に甘んじるのが通例でした。
平安期頃からすたれていき、特別な行事のときの役職となっていきました。




ということで 
なんで弟上娘子の彼が罪に問われたのか は 彼の歌のところで。

はい〜〜〜


【 雨に寄せて 万葉集より 】

雨


韓衣 君にうち着せ見まく欲り 恋ひぞ暮らしし 雨の降る日を

                      詠み人知らず
                      万葉集第11巻2682番 
                      寄物陳思(ものによせておもいをのぶ)
                      女歌

読み)
からころも きみにうちきせみまくほり こいぞくらしし あめのふるひを


似合うかしら・・。貴方にステキな服を用意しているのよ。・・似合うかしら・・。
身につけた姿を早く見たいのに・・。意地悪な雨ね・・。
ふぅ〜。。。そんなに降っちゃ あのひとが来れないじゃないの。
                         
                      口語訳:ひでこ


*韓衣(唐衣)  唐風の衣。めずらしく美しい着物のことです。

【 それぞれの思い違い 】

カウンセリングにおいて

カウンセラーは クライアントに 
なにかをする ひとでも してあげる ひとでもなく

クライアントは カウンセラーから
なにかをされる ひとでも してもらう ひとでも ありません。

カウンセラーは クライアントに 添うひと。

クライアントは カウンセラーに ゆだねるひと。


なにより

カウンセラーは 治療者ではなく クライアントは 患者ではないのです。


最近 ときどきですが 「不思議な話」を耳にします。


カウンセラーは(カウンセラー自身が)
クライアントの人生を「どうにか」する
あるいは、どうにかせねばならない と 信じている、とか

クライアントは (クライアント自身が)
たった一度のカウンセリングで「完治?」せねばならない とか
もっと言えば 
カウンセリングを受けること自体が人生において敗北だと
信じている、・・なんてひとが

とっても多い・・ って そんな噂を耳にします。

どっちも 極端な 「かんちがい」「思い違い」だな、と 私は思います。

ひとりの人間の人生を左右することなど だれにできるのだろう?
そんなことができたとしても それになんの意味や意義があるのだろ?
ひとの人生なのに・・自分の人生なのに・・。

そもそも カウンセリングが 悩みの相談室 だとか
病んだひとの救急室、なんて だれが言い出したんだろ?

(・−・) みんな 冷静になろうよ って おもいます。


わたしたちは ひとの話を聴くプロ です(^^)

ひとの話、ですから(^^) ええ(^。^)

内容は 喜怒哀楽、さまざまにあって当然・然り(−−)

だれが 「悩んでなきゃダメ」って言いましたっけ(’’)???

ねえ。。。?  不思議でしょ(・・)


もう一度 言いたい・・かな( 。。)

カウンセラーは クライアントを 指示・操作するひとじゃないです。
クライアントは カウンセラーから 指示・操作されるひとじゃないです。

そんなの 誤解です(・−・)

互いに生身の人間同士。

これ、覚えておきたいですよね。肝に銘じて。

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